「音楽のスケールが大きくなった」

先日はレッスンしていただきまして、ありがとうございました。

一昨日、お話していたコンサートが無事終わりました。

今の私にできるベストの演奏ができたと思います。

荒川先生のお陰と感謝しています。

荒川先生のレッスンでわかったことがたくさんあり、本番までの１週間、とても有意義な練習を重ねることができました。

体の使い方を今までと違うアプローチにしたことで、音の響き方、聴こえ方やリズムの感じ方まで変わり、すべてに良い影響が出ているのを感じました。

もちろんまだまだ統合できていませんし、新しい弾き方に慣れてもいませんでしたので、本番では細かいコントロールはできない箇所も発生（？）しましたが、それを差し引いても余るくらいの、得るものがありました。

しばらくこの方向でやってみたいと思います。

またわからなくなったら、レッスンをお願いできれば有り難く存じます。

まずは、ご報告とお礼を申し上げたくて、メールさせていただきました。

本当にありがとうございました。

因みに、もう少し付け加えると、私の演奏の変化は周りの方々にもわかるほどだったようです。とても沢山の方々に、「音楽のスケールが大きくなった」「一皮剥けた」と絶賛していただきましたから！

本番の演奏中、私が心がけたことは、とにかく体や心の状態を意識するチャンスが訪れる度に、肘でブロックしないで、腕が鎖骨から動かせるように、指先から鍵盤に行くこと、または指の動きのスタート地点を上半身の付け根にまで下ろすように意識すること。その都度選択し直しました。

そして、とりあえずのミスタッチを回避するための、慣れた体の使い方に戻ろうとする欲求には逆らい続けました。

その結果、当然と言えば当然ですが、心が感じるままの音楽により近くなり、音楽の本質的なものが変化したのだと思います。

まだまだアレクサンダーテクニックは奥が深いことと思いますので、もっと使いこなせるようになりたいと思っています。

12月に体験ワークショップに参加したこと、そして今回荒川先生のマンツーマンのレッスンを受けられたこと、大変幸せなことだと感謝しています。

ピアニスト　Y.Kさん