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「聴くこと」の探求〜「分離唱」の提案
分離唱とは、平たく言えば、どんな和音にも調和する声を出す音感の訓練です。
でもそれがこころとからだに与える影響は、計り知れません。わたしはアレクサンダー・テクニークを学んで、改めてその根源的な影響、可能性を認識した次第です。
普段日常の中で何気なく行っている行為、「聴く」、「聞く」。
受動的な行為のようで、でも実は無意識的に教育もされています。
「分離唱」は、とてもシンプルな音楽教育法です。そして「きく」という行為の中で、自分自身の、この世界との調和を思い出し、身につけていくものです。
全体を活かすことと自分自身を活かすことが、同時に存在できることがわかるでしょう。
音楽を学びながら、自分自身に気づき、全体と調和する。
こんなに楽しい音楽教育が存在するのです。
あるいは音楽が、人間教育になってゆくと思うのです。
音楽を学ぶ人たちだけではなく、
自立と調和を求めている人たちに、ぜひ体験して頂きたいメソッドです。
「分離唱は人が本来持つ自然との感応性を引き出す」
七沢賢治氏「言霊設計学」より
アレクサンダー・テクニークで「人間というシステム」(身体、心、魂、思考、感情などの統合された存在)を学ばれてから、あるいは同時に、この教育を始めることをお薦めします。
準備中
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